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海兵隊の抑止力とは何か~シンポ「なぜ沖縄か?」発言記録

2010/05/29 19:42

 

海兵隊の抑止力とは何か?なぜ鳩山政権は迷走したのか?我々はこれからどうしたらいいのか?~沖縄タイムズシンポジウム「なぜ沖縄か?~日米同盟を問う」発言記録

28日の鳩山首相の会見はほんとうにがっかりした。嫌になった。しかしこの沖縄タイムズのシンポジウムは普天間を沖縄におしつけるこの発表をみこしたもので多少元気が出ます。そしていかに抑止力が嘘か、いかにアメリカが酷いかを確認できます。

 

沖縄タイムスシンポジウム「なぜ沖縄か?~日米同盟を問う」

告知:http://www.okinawatimes.co.jp/special/sympo20100527_live/

ネット配信:http://www.ustream.tv/channel/%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B9-%E6%8A%91%E6%AD%A2%E5%8A%9B-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D

日時:2010年5月27日(木)

午後7時~9時半

会場:浦添市てだこ小ホール

参加費:入場無料

主催:沖縄タイムス

以下はほぼ全発言、一部主旨にそって整理あり

 

 

出席者:問題提起=屋良朝博(沖縄タイムス)パネリスト=鈴木佑司(法政大・アジア政治)、森本敏(拓殖大・安全保障論)、高野孟(ジャーナリスト)、我部政明(琉球大・国際政治)、司会=長元朝浩(沖縄タイムス)

 

 

(1)沖縄海兵隊はどんな部隊か(導入)
問題提起「沖縄海兵隊はどんな部隊か」(屋良朝博):沖縄にいる米軍の70%は海兵隊だ。海兵隊は米国本土以外にはアジア太平洋にしかいない。そこの海兵隊は韓国豪州、タイ、シンガポールフィリピンにいる。その60%は日本に、更にそのほとんどは沖縄にいる。

 

 海兵隊は朝鮮戦争時1950年には山梨県と岐阜にいて沖縄にいない。朝鮮戦争の後、本土と韓国から沖縄に移転した。屋良はずいぶん資料を探したが理由は不明であり軍事的合理性ではなく政治的理由である。当時山梨県では基地反対運動が盛んになっていた。また海兵隊の沖縄移転で大面積の基地が検討され多数も住民強制移動も検討された。
 普天間のヘリは27機、輸送できる兵士は700人、輸送機もあわせると1800人ほど、しかし物資も積み込むと輸送人数はより減る。沖縄はサンゴのため軍港が建設できない、海兵隊輸送艦は佐世保にあり輸送兵員数は2000人。

 

 海兵隊は作戦により3段階で部隊を編成するが、普天間にいる基地の部隊の主な役目は海外米国人の救出だ。日本にいる海兵隊は何人か?日本駐留17000人、再編後6000人残ると計算される。できる作戦は限定されたものだ。
 もし戦争の時は米国本土から海兵隊はくる、例えば湾岸戦争では全軍で50万人動員し、ほとんどは飛行機で空輸した。戦争時にはこの規模であり普天間の部隊の規模は有効ではない

 

 普天間部隊も含め海兵隊はローテーションで各国で演習しており年に半分程度しか沖縄にはいない。司令部がグァムに移るのは確かだ、中枢はグァムであり、海兵隊はアフガンなど世界に展開するのが目的で実戦部隊が太平洋地域どこにいても同じだ。海兵隊は各国でローテーションで訓練しており沖縄でしか訓練できない訳ではない。


 

 

(2)なぜ鳩山政権の普天間対処は迷走したのか?
長元(司会):なぜ鳩山政権の普天間対処は迷走したのか?
高野猛:謎だ。官僚主導の政治打破が始まりだった。2009年末には政治主導がうまくいかぬ様が明らかだった。鳩山の外交アドバイザー当初は寺島実郎氏が岡本行夫氏に代わり、その直後から鳩山&岡田は抑止力と言い出した。
 抑止力と言い出したら駄目だ、米国&官僚などの使うマジックワードとなり内容もわからないままそれが決定的とされる。私は抑止力の中身を問えと何度も書いたが駄目だった。
 また平野官房長官という最悪のミスキャスト。平野は調整役なのに力量がないのに自分で決めようとして何もできなかった。自分でルース大使に会い案もないのに沖縄に来た。また鳩山が5月末決着と言ったのも悪い。まとめ=迷走は鳩山の用意のなさ、政治主導の失敗、平野の無能力による。

 

森本敏:理由は(1)この問題にどう対処するか政権内でちゃんと協議していない、その度ごとに目先の対応の相談するだけだから。(2)平野が悪い、目先の問題だけに関心でしかもその情報がもれる。(3)最後は決まらず官僚主導で辺野古に回帰した

 

 

 

(3)テーマ1:海兵隊の抑止力と何なのか?
長元(司会):テーマ1にいく海兵隊の抑止力とは?
我部政明:抑止力は3つの要因からなる。1被攻撃側の軍事力とくに反撃する力。2相手がそれを認識していること、3相手が上記を合理的に判断できること。

 鳩山氏は軍事力=抑止力としているがそうではない、相手がそれをどう評価し考えるかが重要だ。まず攻撃されても生き残り反撃する能力がないとだめ。そして同じ軍事力でも相手の評価により抑止力は異なる。例:警察官の拳銃は犯罪者には抑止力だが非犯罪者にはそうではない。そして軍事力があっても相手が合理的に判断できなければ抑止力にならず、例えばテロリストとの戦いの場合死を恐れぬ場合抑止力は成り立たない。


 

 

長元(司会):鳩山は最近韓国哨戒艦事件をあげるがどうなのか?
鈴木佑司:まず主題から、これは沖縄の問題ではない、アメリカへの隷従をどうやって抜け出すかという日本全体の大問題だ。例:1960年安保の改定で安保の草稿は日本の官僚が書いたと言われてきたが、私が調べたら実はアメリカが書いたものだった。今回もそうだ。全体にひどい隷従がおきている。

 

 英国保守党のキャメロンは最近「隷従的でない対米関係作りたい」と言った。英米でさえ対等でないアメリカは日本を完全になめている、日本が手詰まりになったらアメリカの案を出してそれでやらせるのを繰り返してきた。だから鳩山が対等を言ったのは偉い、それを日本人が支えなければ無理だ。

 

 

 そしてひどい政治の劣化だ。1鳩山の言葉「命がけ」は嘘だった、恐るべき政治の劣化だ。2沖縄は戦争で多くの死者を出した、にもかかわらずなぜ基地は沖縄か?私の調べた米国資料では明確に本土で基地反対だったから沖縄に持ってきた、まったく軍事的理由ではない。1960年安保では少なくとも政治家は真面目に努力した。本土一般国民も運動した、今どちらもない。酷い。また3日米安保、アンザス同盟どちらも冷戦下でのアメリカの秩序のためのもの、冷戦終ったのになぜ変えられないのか?政治家の課題だ。

 

 

 アジアの日米安保への反応:日本の大メディアではアジア諸国にとっても日米安保は大事などと書くがそんな事はまったくない。例えばマハティール首相「日米同盟こそがアジアの平和の障害になっている」リー・クアンユー首相など、アジアで共同体作ろうとしている。テロ対策のための抑止力というが誰のためか?アメリカのためのだ。例えばアメリカの安全保障関係者の論文読めば、対テロで自分が傷つきたくない、だから日本にやらせるという意図明確に書かれている。

 

 

長元(司会):沖縄に必要ないとの話目から鱗だ、沖縄でも地政学的であきらめていた
屋良:最近米で沖縄でなくてもよいとの論文出てる、輸送機を使い商用船を使う。嘉手納に輸送機なく米国本土から飛ばすなら一緒に兵士も輸送すればよい訳で沖縄にはいらない。ある官僚はなぜ海兵隊は沖縄でなければならぬのか?とひつこく質問すると、日本政府がリスク(政治的面倒)負いたくないだけと明かした。

 

 

(4)テーマ2:なぜ沖縄だけに負担がいくのか、差別か
長元(司会):テーマ2負担と差別に入る。3つの波があった:1950年代に本土から沖縄に移転。1972年復帰前後本土は基地減ったが沖縄は減らない。復帰後、例えば1992年法師山発言「基地と共存しろ」岡崎「誰かが我慢しなければならぬ」猪口「沖縄は朝鮮半島の安定につくしている」と言う。日本国民には総論賛成だが自分の所には基地置かせない。

 

 

我部:まったくひどい。アジアからもそう、リー・クアンユーは自国は負担しないから「日本に米軍がいるのはいいこと」と言う。アジアでも日本でも「他人=沖縄が負担するから、米軍いるのはいい事」となるこの構造を打破する論理は平等性と総量を減らす、しかない。

 

森本:先の議論で一般論の抑止力は我部に同意するが、海兵隊の抑止力は違うと思う。アメリカ軍がどう考えるかが大事だ。米は西太平洋地域全体に対する対応力保ちたい、だから沖縄という。結論としては私はアメリカに同意しない、沖縄でなくても日本であればよい、ただグアム・テニアンは駄目だ。

 

森本:そして結果として本土は政治的に無理なので基地は沖縄だ。軍事的には海兵隊は沖縄である必要はない。
我部:政治的には沖縄ならいいのか?
森本:過去の歴史的経緯からだ

 

 

鈴木:抑止力は軍事用語である事に注目すべきだ。普天間撤廃の決定も米国の国務長官でなく国防長官が決定した。鳩山が抑止という軍事的事柄を理由にするのは、政治を軍事にゆだねる政治の貧困だ。抑止力など問題外との声があがって当たり前なのになぜならぬ。
 なぜアメリカは未だにドイツに基地おくのか?今でも敵国だからだ、米は敵国条項をはずさない。日本も同様だ。政治的にアメリカの警戒を解かねばならぬ

 

 神奈川で基地比率5.6%に下がったのは住民が直接アメリカに交渉したから。外務省は止めるが。アメリカは住民の支持がないと基地だめとし、住民が交渉するといらぬ基地用地は返した。住民が下から徹底した努力せねばならぬ、ふらふらする政府ではこの事なければとてもだめだ。

 

高野:鳩山の唯一の功績は「沖縄は基地に反対している、移設でなく撤去だ」が日本全体に知れ渡った事だ。抑止力の点で海兵隊は日本でなければならぬという森本の説に賛成できない、結局全体でという曖昧な話だろう。

(休憩)

 

 

(4)テーマ3普天間問題の解決の糸口
長元(司会):テーマ3普天間問題の解決の糸口は?

 

鈴木:沖縄が自信を持つことだ、アメリカは地元を騙せない事を認識している。13年もかかったものはすぐには解決せぬ。

 

 ロードマップを持つことだ、しばらく膠着状態になるだろう、その間に移設でなく撤去だと世論形成を行う。インドネシアの外務大臣はなぜ嘉手納を返せと言わぬのかと言った、冷戦崩壊でタイ、フィリピンでそうなっている。解決への前向きのビジョンを持つことだ。

 

我部:政府は普天間が危険だと本当は認識していない、本当に危険なものならすぐに止める、電車とか原発とか


 

 

長元(司会):開場からの質問にいきます。本土は政治的に無理ならどうなるのか、なぜテニアンでは駄目なのか?
森本:鳩山が5月決着と何度も言うので政治的にけじめをつけなければならない。民主政権続くのでアメリカもそれに付き合わざるを得ない又米国の予算も進んでいる。なので5月は辺野古しかない。今の迷走ひどく少なくとも問題対処は自民党政権の方がよかった。5月28日の結論はたんに一応であり通過点にすぎぬ


 

 

長元(司会):メディアへの批判、マスコミはアメリカの手先なのか?
屋良:1995年の少女暴行事件で本土マスコミは海兵隊は何かまったく知らぬまま記事書いてた。だから事件を政治視点(沖縄政治家の対立)でしか書かない。今も似ている。本土マスコミは問題の主眼を書かない。マスコミは自分では米の手先と思ってない、ただの能力不足だ。

 

 

長元(司会):これから何をすべきか?
我部:我々の抵抗はけして終らない。人が住んでいる限り負けないし終わりはない

 

森本:あちこちぶつかりながらも進んでいる。私のやるべきはこれを日本の政党間の政争の具にしない事、私は自民党にそう進言する。

 

鈴木:アメリカの問題点=米で普天間問題まったく話題にならない、しかしそれは日本に責任ある、アラブでさえロビー活動やっているのに。日本の問題点=反省がどこからも誰からも出てこない事

 

高野:地元は拒否する、これから本質的な議論がはじまるのだ。屋良:「沖縄に基地をおしつける軍事合理性はまやかし、政治的差別がある」が日本全国民が認識すればどうなる?それに期待する。基地は住民の支持なければ成り立たぬ、実は脆弱なものだ。

 

 

長元(司会):まとめ、非常にたくさんの質問がよせられた新聞社に持ち帰る。絶望してはいけない。住民が拒否すれば絶対移設できない。(以上)
 

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シーラ・スミス氏の普天間基地問題への解答

2010/05/26 12:18

 

普天間基地移設問題について本土の朝日新聞に傾聴すべきアメリカ側の意見が掲載されている。スミス氏ははっきり普天間に代わる新基地建設は不可能だと認識し、米日でこの問題について包括的に話し合うべきだとしている。ネットでは閲覧できないようなので以下に転載する。

 

 

「日米防衛協力の価値議論を」(シーラ・スミス)
2010年5月27日 朝日新聞 朝刊21面オピニオン欄「どうする普天間基地移設」での寄稿
シーラ・スミス(米外交問題評議会上級研究員)

 

 

◆政策的議論なし
 日本国内には大きな動揺が広がっている。鳩山由紀夫首相が普天間飛行場移設問題の決着期限とした5月末と普天間をどう閉鎖するかについての首相の努力をめぐって、である。
 いま、あらゆる人々が鳩山首相を責めたがっているようだ。だがこれは首相一人で解決できる政治問題ではない。橋本龍太郎、小泉純一郎両元首相でさえ普天間返還の解決は実現できなかった。普天間問題は政局にふりまわされ続け、政策的な議論がきちんと行われたことがほとんどない。
 日米間の複雑な交渉と政治を15年間観察しつづけて思うのは、普天間を含む米軍基地問題の解決を過去のアプローチで試みることが適切ではなくなったという事だ。騒々しい政局とは別に、この問題の根底には主として5つの要因が横たわっている。


 まず第一に、沖縄はあまりに大きな負担を強いられてきた。1970年代ベトナム戦争の終結と米軍の撤退に伴い、関東地方の米軍の統合が行われた。日本に残った米軍の大半は沖縄に移転した。経済的な動機もあったが、本当の動機は米軍を大部分の日本人の心や視界の外に移すことだった。

 沖縄は様々な要因で苦しんでいる。
 第2次大戦時に日本で唯一の戦場となり、米軍に戦後27年間占領された。戦後日本の高度に中央集権化された統治システムの中で、沖縄は中央政府の施しに長く依存し続けた。政府と交渉することはまず不可能だった。


 第二は、基地問題を「ローカルな問題」と片付ける戦略がとられてきたこと。基地周辺の住民の不平不満は旧防衛施設庁や地元政治家たちによって極力目立たないように対処されてきた。だが1995年の米海兵隊員の少女暴行事件で、沖縄の人々は住民の生活を脅かす様々な問題に大して政府の配慮が欠けていることに激怒した。

 基地問題に関する政策協調をどうすすめるのか、米国と日本の両政府は広範な対話をすべきだ、米軍のプレゼンス(存在)に影響する問題全般を包括的かつ解決の方向で見直すことは、長期的には米軍のプレゼンスにとってより強固な基礎を作ることになる。


◆過去の手法限界
 第三に、日本政府がなぜ在日米軍の存在を支持するかという理由を明確にしてこなかったこと。私が米国人だからかもしれないが、なぜ日本の防衛にとって米軍が必要なのかはっきりと説明することに、抵抗を感じない日本の政治指導者や政策立案者はほとんどいない、との印象が強い。私的な会合で私はよく日本の人々になぜ米軍が日本に重要なのか説明するよう頼まれる。だがこうした質問の立てかたには違和感を覚える。日本の人々が回答を求めている問いは、なぜ米軍のプレゼンスそして米軍と日本の自衛隊の協力が必要なのか、ではないだろうか。
 昨春の北朝鮮のミサイル発射実験の時、日本人になぜゲーツ国防長官が日本の防衛を公式に拒否したのかと問われ、驚いた。長官は米国への直接の脅威ではないと発言しただけなのに、多くの日本人は米政府が日本防衛を拒否したと受け止めた。この時、米イージス駆逐艦が海上自衛隊の自衛艦と共に日本海に配置され、米空軍は日本のミサイル防衛を受け持つ自衛隊と常に連絡を取り合っていた。つまり米日の部隊の運用における統合は、日本の日常の防衛の前提条件となっている。日本の防衛に何が必要でそのための日本と米軍の防衛協力の役割は何か。日本政府は明快かつ明確な議論をすべき時ではないか。


 第四は、海兵隊の沖縄駐留の意義について混乱があること。海兵隊は様々な地域で想定される緊急事態やシナリオの見地から沖縄への駐留を正当化してきた。だがなぜ海兵隊は日本に駐留しなければならないのか、必ずしも私たちの多くが確信しているわけではない。駐留について明確で理解できる説明がなければ、海兵隊はどこへでも移せるという主張に人々は流されやすい。
 米国政府は今後数年以内に北朝鮮内の状況が緊張を高める可能性を示した時、北東アジアにおいて兵力や適応能力を高めなければならないと考えている。日本の領海の周囲は南シナ海での中国海軍の行動にも地域の注目は集まっている。この地域の外に大部隊を移動させることはリスクを伴う。


 最後に、現在の日本で新たな米軍基地の建設が政治的に不可能になっていること。いま、まったく新しい基地、それも米軍の使用だけに供される基地を建設しようという意欲はほとんどない。在日米軍の必要な水準や類型に関するより深い分析や判断が、防衛協力の長期的な目標について考える第一歩だとすれば、次にはその目標をどう達成するかを議論することが必要だ。


 アジア太平洋地域がより大きな地域主義を志向し、地域の安定をより確かなものにするための協力的なアプローチをみつける努力を強める中、米国はより成熟した在日基地戦略へと努力を転じた方がよいのかもしれない。米日の部隊は機能的に異なる役割や任務があるだろうが、真に求められるのはそれぞれが任務を達成する方法や展望について、互いに深く理解しあっていることだ。基地戦略もそうあるべきだ。

 

 日本の人々は両国の防衛協力の価値をきちんと説明されるべきだ。米軍と自衛隊による基地の共同使用は米日の防衛協力が成熟していることを反映し、日本の自衛隊に責任を移す時がきたという両国の認識を示すものでなければならない。

 

 米日両政府は同盟を長期的かつ持続可能なものにするために、過去のアプローチを考え直すべきだ。(寄稿)
 

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沖縄戦「集団自決」強制を否定する国立戦争博物館

2010/03/11 18:19

 

 今まで、実は日本には国立戦争博物館はなかった、現在日本最大の戦争博物館靖国神社付属の遊就館であり、そこには沖縄戦原爆をまともに展示せず、日清戦争以降の近代の日本の戦争は全て正しい戦争だとする恐ろしく間違った歴史が展示されている。

 

 しかし2010年3月より千葉の国立歴史民俗博物館では、それまでなかった現代(1930年~)の展示を新設することを決め、昨年は1年かけてそれに関するシンポジウムなどを行ってきている。そこでは最近著書「それでも日本人は戦争を選んだ」(朝日出版、2009)が評判になっている加藤陽子氏(東大歴史学)などが、国家が歴史を展示する上で、それが間違ったものにならないよううに配慮すべきとの注意深い講演を行っていた。

 

 これは加藤陽子氏が述べているように実質的にはじめての国立戦争博物館である。加藤氏は日本軍の戦争を展示する新設展示に関しての検討メンバーの一人であり公式に意見を言う立場である。加藤氏は藤原帰一氏の意見(下記参照)などを紹介し、研究者である自分でもそれが国家に都合のよいものにならないようにどうあるべきか考察する必要性を述べていた。それほど注意深くこの国立博物館による歴史の展示は検討されてきているという事だ。


 しかし下記のニュースを読むと結局、国立歴史民俗博物館右翼(右派)に負けたようである。下記ニュースのように裁判で係争中である事を理由に博物館の展示が変更されるなら、右翼はいくらでも裁判をおこすだろう。言うまでもなく歴史は裁判所が決めるものではなく、事実を調査しそれに関し最も詳しい者(一般的には研究者)同志による議論と合意によるべきものだ。この1930年以降の日本の戦争の歴史の場合、既に十分な調査と合意がなされており裁判が展示に影響を与える余地はまったくない。

 

 沖縄戦の「集団自決」についてはそれが軍による強制(直接的な命令でなくても事前の関係から暗黙の命令であり、当事者にそうと十分了解されているもの)であることは、2008年の教科書記述に関する騒動を経て、2009年には研究者によって強制であると明確に記述された専門書が出ている。(沖縄戦強制された「集団自決」 林博史 吉川弘文館 2009

 

 

・・・・しかるにである。ああ悲しいかな役人よ、事なかれ主義よ。


 

参考記事:「軍関与の記述 削除 「集団自決国立歴史博物館

沖縄タイムズ 2010年3月9日)「軍関与の記述 削除 「集団自決国立歴史博物館~検討委に慎重論」

 【東京】16日にオープンする国立歴史民俗博物館千葉県)の新常設展示室「現代」で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」の記述について、内部の検討委員会での慎重論や同問題をめぐる裁判が係争中であることなどを理由に、日本軍の命令や関与などを削除して展示することが8日分かった。

 沖縄戦広島長崎原爆投下とともに「大量殺戮の時代」をテーマにした展示で、パネル3枚で説明される。同博物館によると、沖縄戦の「集団自決」の説明で、軍関与を明記せずに「集団自決」が強いられた―などと表記している。

 当初の説明では、日本軍の指示や命令などが住民の意思決定を左右したなどの記述があったという。内容を検討する展示プロジェクト委員の中で、住民に自決を命じたという記述で名誉を傷つけられたとする旧日本軍の元戦隊長やその遺族が起こした訴訟最高裁で係争中であることなどを理由に挙げ、変更を求める意見が出た。同博物館校正の最終段階で、指示や命令の記述を削除した。

 平川南館長は「社会的に意見が分かれることは今後の研究に託さざるを得ない。最高裁の判断が示された段階で内容を検討し、改善が必要であれば改善する」とした。

 常設展示室「現代」は1930~70年代までを対象に、戦争と占領、高度成長の時代の人々の生活と文化をベースに多角的に展示する予定。国立の歴史博物館で初めて日中戦争太平洋戦争などの歴史解釈に取り組むとして注目されている。

 

参考記事:「検討委員会は館外14人と館内6人の研究者」(琉球新報2010年3月11日抜粋)

国立歴史民俗博物館:軍関与の記述、削除のまま16日から一般公開 

(前略) 同委員会は館外14人と館内6人の研究者ら計20人で構成。2009年9月を最後に会合は開かれておらず、その後は委員の専門分野に応じて個々にやりとりしている

 

 中村政則委員(一橋大名誉教授)は「集団自決」について体験者の聞き取り調査などから「隊長命令はあった」と自身の見解を示す一方、「大江・岩波訴訟」が係争中であることに触れ「証拠があるわけではなく『軍人からの指示や命令』と明記すると混乱を招く。無難な表現を取ったのだろう」との見解を示した。

 

 荒川章二委員(静岡大教授)は「集団自決の発生状況から(軍による)なんらかの強制があったことは明らか。研究者裁判(への影響を)を気にする必要はない」と断じる。報道によって文言の削除を知ったという荒川委員は「集団自決は大勢の民間人が巻き込まれた沖縄戦を特徴付ける重要なポイント。そこに触れずに沖縄戦の展示を行うことは理解できない」と指摘する。

 

参考:国家による歴史の操作を半ば肯定する藤原帰一

 上記の加藤氏の講演では、研究者でありながら国家に都合のよい歴史の操作を半ば肯定する藤原帰一氏(東大政治学)の意見を紹介し、これに対し違和感を述べ、注意深く対処する事を求めていた。藤原帰一氏の意見は下記に掲載されている。

 

 中京大学紀要に掲載された長時間にわたる難しい討論であり、テーマはどういう歴史が正しいのか?歴史はどう書かれるべきなのかである。藤原帰一氏は強いものが国際政治を左右するパワー・ポリティクスを我々が克服できないのを論拠に、国家による自国にとって都合のよい歴史への改変は避けられないとし、いわゆる政治家による歴史の歪曲を否定しない立場を示している。討論者である高橋哲哉氏は日本の戦争責任問題に詳しい方で平和主義者であり、その論は自分への批判であると受け止め討論では対立している。

 

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村上春樹はガザ攻撃というイスラエルの虐殺から逃げるのか?

2009/02/10 14:54

 

 昨日村上春樹氏がエルサレム賞というイスラエルの文学賞をもらったので、今月15日受賞式のためエルサレムに行くという話題を紹介しました。これについて朝日新聞が今日記事を載せています(下段参照)。それによれば村上春樹は「現地の政情の問題もあり、最終的には参加できるかどうか未定」といういい加減な話だ!

 

 

 村上春樹の言う「現地の政情」とは何か?今エルサレムは危険な場所ではなく、行く上で物理的に、自身の安全上なんら問題はないはずだ。そして2009年2月10日現在村上春樹がエルサレム賞を断わったという情報はなく、例え村上春樹が授賞式に参加はしなくても彼がイスラエルから賞を貰う事には変わりない。

 村上春樹が「現地の政情」で授賞式に参加しないというのは、今授賞式に参加する事で、日本からのあるいは世界からの村上春樹への批判を恐れて、「こっそり、目立たない」ようにイスラエルから賞をもらいたいという事と想像せざるを得ない!

 

 

 それは非常に卑怯だ!もし村上春樹が今イスラエルから賞をもらって何も恥じることがないのなら、正々堂々と授与式に参加すべきだ。満面の笑顔をたたえて、ガザで1300人を殺したイスラエルを賞賛して、殺人者を賞賛するスピーチをして、有難く賞を貰うべきだ。

 

 

 村上春樹は態度をはっきりさせるべきだ、それが有名な知識人たるものの責務だろう。

 


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エルサレム賞:「壁」の国がたたえる自由(朝日新聞2009年2月10日)
http://book.asahi.com/clip/TKY200902100087.html

 作家村上春樹さん(60)がイスラエル最高の文学賞・エルサレム賞に決まった。63年に始まった隔年の賞は、エルサレムの国際ブックフェアで「社会における個人の自由」に貢献した文学者に贈られる。
 受賞者には、バートランド・ラッセルやボルヘス、オクタビオ・パス、J・M・クッツェー、アーサー・ミラーら著名な名前が連なる。日本の作家として初めての受賞は、めでたいはずだが、思い浮かんだのは「壁」である。
 村上さんの長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には、「高さは七メートル、街のぐるりをとり囲んでいる」壁が出てくる。越せるのは鳥だけで、門しか出入り口がなく、外の世界へ行く自由がない。
 いま、イスラエルは、パレスチナ自治区の周囲に、もっと高い、それこそ鳥しか越せない壁を築いている。今回のガザ攻撃では、逃げ場のない多くの子どもを巻き込んで、1300人以上の死者が出た。
 15日の授与式ではエルサレム市長から賞は贈られる。エルサレムにも壁がある。ユダヤ人の苦難を象徴する「嘆きの壁」だけではない。67年の第3次中東戦争でイスラエルが占領・併合した東エルサレム地域の周囲にも、高い壁が築かれているのだ。自由をはばむ「壁」と「個人の自由」という言葉の落差に目がくらむ。
 いま、ウェブ上では「パレスチナの平和を考える会」(役重善洋事務局長)などから、ガザ攻撃直後に受賞する 「社会的・政治的意味」を考えてほしいと、再考を求める意見や署名運動がある。逆に現地をじっくり見てレポートするように求める声もある。01年に受賞した米国の故ス一ザン・ソンタグさんは、受賞講演でイスラエルパレスチナ政策を批判した。
 最近の村上さんは、共同体の記憶、社会の闇をみつめる大事さを強調し、日本のナショナリズムの高まりを警戒していた。世界のムラカミとしてどんな受賞講演をするのか気になるが、関係者によれば「現地の政情の問題もあり、最終的には参加できるかどうか未定」という。(由里幸子)
 

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(追記:関連記事)

「イスラエルの文学賞辞退を」 村上春樹氏にNGO要求(産経新聞 2009年2月10日)

grok target title end イスラエルの文学賞、エルサレム賞の受賞が決まった作家の村上春樹氏に対し、大阪市に拠点を置く非政府組織(NGO)「パレスチナの平和を考える会」がウェブサイトに掲載した公開書簡で「受賞はイスラエルの対パレスチナ政策を擁護することになる」として受賞辞退を求め、賛同者を集めている。

 

エルサレム賞の受賞が決まった作家の村上春樹氏エルサレム賞の受賞が決まった作家の村上春樹氏

 

 

 同賞は「社会における個人の自由の理念を表現した著作の筆者」に与えられる。書簡は、イスラエルパレスチナ自治区ガザで行った「虐殺や封鎖政策などはパレスチナ人の自由を抹殺する行為」だと指摘。村上氏の受賞により「イスラエルがあたかも自由を尊重している国であるかのようなイメージが流布される」と懸念を示している。

 書簡への賛同を示す署名は欧米諸国を中心に800件に達した。主催者のウェブサイトによると、村上氏は15日にエルサレムで開かれる授賞式に出席する意向を示した。同会の役重善洋事務局長は「受賞はイスラエルの人道犯罪に加担することになる」と主張。村上氏の事務所はコメントしていない。(共同)

 

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村上春樹氏はガザで1300人殺したイスラエルから文学賞を貰ってよいのか?

2009/02/05 17:18

 

日本を代表する作家である村上春樹氏が2009年2月15日、エルサレム市からエルサレム賞という文学賞を授与されることが決まっている(読売新聞記事など http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090124-OYT1T00991.htm)。


 しかしこれについて既に多くの人が反対の声を上げている、賞をそのものを辞退するべきだ、賞を貰うのはいいが受賞の際にはスピーチイスラエルのガザへの攻撃を批判すべきだ、というものだ。
 昨年暮れに始まったイスラエルパレスチナ自治区ガザへの攻撃では1300人以上が死んでいる、一方イスラエルの被害は死者13人だ。しばしばメディアをこれを対等な戦争と印象づけがちだが、少しでも関係者の声を聞けば(例えばパレスチナ情報センター http://palestine-heiwa.org/)、その実態はイスラエルの一方的な虐殺に近いことがすぐに了解される


 従ってこの時期にイスラエルを訪問し、エルサレム市長などイスラエルの公的な人々に語りかける機会を与えられた村上春樹が、ガザ攻撃を批判する事は至極当たり前だ、というのが批判の理由だろう。まったく賛成だ、イスラエルは実効性のないハマスからのロケット弾攻撃があってもその圧倒的な攻撃は停止し、今まで続けてきたガザへの占領と封鎖を解除するべきだ。


こうした事を述べる興味深い批判の声が既にネット上では多数上がっている。
●「パレスチナ・ナビ」編集者による村上春樹氏へのメッセージ(http://0000000000.net/p-navi/info/column/200901271425.htm
●上記をボランティアで英文に翻訳したもの「Open Letter to Haruki Murakami about his Jerusalem Prize」(toled氏)(
http://d.hatena.ne.jp/toled/20090131/p1
●同じ賞を過去に受賞したソンダクと比較してそこでどんなスピーチがあったか紹介したもの(mojimoji氏)(
http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090125/p1
●村上春樹氏へ届ける投稿をネット上でを募集している人(m_debugger氏)(
http://d.hatena.ne.jp/m_debugger/20090130/1233279619


また実名で活動している方も取り上げている。
●写真家でDAYS JAPAN編集長の広河隆一氏(http://daysjapanblog.seesaa.net/
●マンガ家の牧村しのぶ氏(
http://blogs.dion.ne.jp/183/
●村上春樹氏への公開書簡とそれへの署名を求めているもの(パレスチナの平和を考える会)(
http://palestine-forum.org/


 

以下にはmojimoji氏によるソンダク氏が行った過去のスピーチの紹介と村上春樹氏へのメッセージを転載したい。村上春樹氏はこれを読んで是非、エルサレムでガザ攻撃を批判するスピーチを行って貰いたいものだ。ブログ中にでてくる「注意深くお金を使うために」というサイトはイスラエル支援企業の紹介で、これを読むとスターバックスに行くことも、キットカットをかじることもはばかれる。私たちの生活に身近なこうしたアメリカの大企業がこんなに積極的にイスラエルを支持していることは、考えると恐ろしいことだ。彼らはイスラエルを応援することで、イスラエルによるガザ攻撃、それによる多くのパレスチナ人の死を当たり前のこととしている訳だからだ。だが、であるなら、こういうアメリカの会社と関係ない日本の村上春樹がイスラエルを批判しても、スターバックスの会長もネスレの社長も納得するだろう、そうわかれば村上春樹には遠慮なく、イスラエルを批判してもらいたいものだ。

 

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mojimoji氏「村上春樹、エルサレム賞受賞おめでとう!!!」2009-01-25
http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090125/p1

イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞の09年受賞者に作家の村上春樹さんが決まった。受賞選定委員長が編集長を務めるイスラエルの有力紙ハアレツは21日付で、受賞理由について「日本文化と現代西欧文化とのユニークなつながりを描くなど、西側で最も人気がある日本人作家。読むのはやさしいが、理解するのはむずかしい」と伝えた(朝日新聞記事を引用)。他にも、「村上春樹 エルサレム賞」で検索すると、いろいろ出てきますね。


 ところで、あれこれ検索してると、エルサレム賞については、かつてこんなことがあったそうです。

「5月11日の南ドイツ新聞によると、ニューヨークの作家で、人権擁護活動でも有名なスーザン・ソンダクがこのほど、イスラエルのイエルサレムで開催されていた国際書籍市のおりに、「2001年イエルサレム賞」を受賞した。(中略)
 しかしソンタグがこの授賞式に出席するか、あるいはそもそもこの賞を受け取るかどうかは、最後の瞬間までは明らかではなかった。ソンタグには、人権組織やさまざまな個人から、イスラエルを訪れないように、この賞を受け取って、イスラエルを支援する結果になることを避けてほしいと求めた多数の手紙が届いたらしい。

 イスラエルのハーレッツ紙によると、とくにイスラエルの左翼の女性グループが、ソンタグに授賞の拒否を訴えたようだ。(中略)そしてソンタグは授賞式に姿をみせた。そしてイスラエルのオルメルト市長はソンタグの授賞祝いの演説で、ソンタグが出席したことは「自立性を証明する」と賞賛した。さらに国際メディアで近東での対立が一方的な報道されていると憤慨し、暴力を始めたのはイスラエルではなくパレスチナであることが無視されていると強調したらしい。


一方ソンタグは有名人が列席している授賞式の受賞スピーチで、イスラエルを手厳しく批判した。イスラエル軍は「過剰な軍事的な暴力を行使している」と指摘し、パレスチナ側の暴力にはまったく言及しなかった。さらに、イスラエルがパレスチナの領土にユダヤ人のセツメルントを建設し拡張する限り、いかなる平和もありえないと警告した。こうしたユダヤ人セツルメントはすぐにも撤去すべきだと指摘した。


さらにこのイエルサレム賞の授与については、「わたしは単独者の声と、真理の複数性で構成される文学の創造のために苦闘しているイスラエルとパレスチナのすべての作家と読者に敬意を表して、この賞を受け取る」と語った。


この演説に、オルメルト市長を除く多くの聴衆が演説に拍手し、ソンタグは「このような同意がえられるとは、予測しませんでした」と述べたという。そして10名ほどのイスラエルが、抗議のためにドアを叩きつけて閉め、ホールから退場したという。ソンタグは長居せず、すぐにガザに向けて出発したようだ。」(ソンタグのスピーチの出典は:http://www.melma.com/backnumber_26258_1844208/

 

 村上春樹が受賞を受けるのかどうか、受けるとして、どんなスピーチをするのか、注目です。ある意味チャンスですよ、村上さん。事と次第によっては、こちらのリストに載ることになるのでしょう。「注意深くお金を使うために」(http://palestine-heiwa.org/choice/list.html


 この話、是非、あちこちで話題にしましょう。どうにかして村上春樹氏の耳に入らないかと思うわけですが、どうしたらいいんだろ?

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イスラエルのガザ攻撃でオバマの化けの皮がはがれる

2009/01/23 13:27

 

ここ数日テレビ・新聞はオバマの就任パレードと演説で祝賀ムード満開だ。確かにオバマはイラク戦争をやめ、アメリカが単独行動主義により世界中で戦争をしかけるのをやめてもらえる期待感がある。しかし今のイスラエルのガザへの攻撃、その背景となっているイスラエルパレスチナ占領に気をとめている者にとっては、オバマはずっと懐疑的な存在だったのではないか?
 今回のイスラエルのガザへの攻撃は、明らかにオバマの就任前の駆け込みであり、パレスチナ人の大量殺人を世界中の人の前で平気で行っているイスラエルも、オバマには配慮していた、オバマにしても現在進行形で行われている大量殺人には否定的な事を言いやすいから。そして私も少しだけ期待した。

 

 

 しかし今日そのオバマの化けの皮がはがれた。以下のTBSニュースが示しているのは、オバマはパレスチナ問題に関してはブッシュと差はないという事。イスラエルの大量殺人は容認し、パレスチナ人のささやかな抵抗には止めろという。そして占領を容認し、ゆっくりとしたパレスチナ人のガザという大規模な収容所での死を当たり前の事と容認する。


 これが現実だ。オバマの言ったことを分かりやすく、直す。
1「イスラエルの自衛権を支持する」→イスラエルの圧倒的な攻撃によるパレスチナ人の大量殺人は継続して行ってよい


2「ハマスにロケット攻撃をやめるよう要求」→対してパレスチナ人の抵抗は禁止する、被占領者のささやかな抵抗を理由に占領側の圧倒的な虐殺は容認される


3「ガザ地区の人道状況には懸念を示した」→占領・封鎖解除にはふれない。従って占領と封鎖でイスラエルが食料・燃料を与えず、生かさず殺さず状態によるゆっくりとしたパレスチナ人の殺人は容認する。

 

 

 

 

 オバマは「医療品の欠如・病院がないことによるパレスチナ人の死は当たり前の事だ、ガザが封鎖されることで産業が成り立たず、最低限の貧困状態に意図的に放置されるのは当たり前の事だ。パレスチナ人の若者には教育も産業も将来はなく、ガザという収容所でのゆっくりとした死か、イスラエルへの攻撃しか将来はないのは当たり前のことだ。ハマスイスラエルに抵抗するからパレスチナ人が公正な選挙で選んだ代表であっても認めない。即ちパレスチナ人の民主的な組織は認めない。その結果国際社会の側がパレスチナ人との対話を拒否している事は正当なことだ」と言っているのに等しい。


 

引用記事:オバマ大統領イスラエル支持鮮明に(TBSニュース 2009年1月23日09:10)
オバマ大統領は、就任後初めて中東情勢に言及し、多くの死者を出したパレスチナ自治区ガザへの攻撃を批判することなく、イスラエルを支持する姿勢を鮮明にしました。「はっきり言います。アメリカはイスラエルの安全にコミットします。脅威に対するイスラエルの自衛権を支持します」(オバマ大統領

 (中略)就任まで発言を控えてきた中東情勢については、イスラエルに対し「自衛権を支持する」と明言する一方で、パレスチナ側に対しては対イスラエル強硬派ハマスにロケット攻撃をやめるよう要求しました。ガザ地区の人道状況には懸念を示したものの、多くの死者を出したイスラエルの攻撃を批判する言葉はなく、これまでイスラエル寄りの姿勢を取り続けてきたアメリカの方針に、新政権でも大きな転換がないことを伺わせました。』

 

 

 

 

<この問題で参照できるネット上の記述>
イスラエルのガザ攻撃で何が問題か、についてなぜかメディアは正しく伝えていない。問題はハマスのロケット弾ではなく、イスラエルが占領を続け、ガザを封鎖していることだ。これらを伝えている専門家などのサイトは以下を参照されたい。

◆「問題はハマスのロケット弾ではない」(広河隆一)→(http://daysjapanblog.seesaa.net/article/112508511.html
◆「一方的戦闘行為停止は攻撃継続に等しい」(早尾貴紀)→(http://palestine-heiwa.org/news/200901180745.htm
◆「ガザの子供の写真」→(http://www.elfarra.org/gallery/gaza.htm
「2009.1.11緊急集会での専門家コメント」
◆錦田愛子(東京外語大学・研究員)犠牲者はパレスチナは負傷者3000人、死者760人、イスラエルは負傷62人、死者13人。このどこが「どっちもどっちなのか?」
◆山本薫(東京外語大学・助教):イスラエルは2007.10頃からガザを封鎖し収容所化している、食料・燃料を与えない。そして2008.3.1にロケット弾攻撃がやまないないならガザをホロコーストするとし、2008.6から攻撃を計画、エジプトなどは事前に知らされている、攻撃前には計画的に停戦しそこれをハマスが破ったことを理由にしている。今回の攻撃は完全に計画された一方的な大量殺人だ
◆臼杵陽(日本女子大学・教授):イスラエルの侵攻作戦の名前は「オフェレット・イェツカー」ユダヤ教の祭りハヌカーで使う子供の遊具こまの名前だ。戦争ゲームなのか?(前田哲男を引用し)我々は、ゲルニカー重慶-ヒロシマ-の流れに、ガザを加えなければならないのか?実際、イスラエル国民はこれを支持している。それは見ても見えないから、それは日本人が重慶爆撃を無視したように。
◆「行われているのは何なのか?」(臼杵陽氏の緊急集会での戦争の意味となぜイスラエルが和平に応じないかを解説したビデオ)→(http://www.tv.janjan.jp/0901/0901220959/1.php

◆飯塚正人(東京外語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授):対テロ戦争は誰がテロリストかわからない、制服をきていないから。結局死んだ奴がテロリストになってしまう。パレスチナで死んだ男は皆テロリストとされかねない。そんな無茶な論理が通るのか?日本で通っている例を知っている「どこか安全地帯か私が知るわけがない、自衛隊の行く場所が安全地帯なのだ」と首相が放言し通ってしまった。
◆酒井啓子(東京外語大学):「私たち専門家がパレスチナ問題については大量に情報を出しているのに、日本社会は無視している、まったく浸透していない」
→http://uiam.at.webry.info/200901/article_11.html
◆「パレスチナ問題を理解するための基本前提」(素人視点でのわかりやすい問題理解)→(http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090117/p1
◆「イスラエルの一方的攻撃停止はまやかしだ」→(http://0000000000.net/p-navi/info/news/200901181513.htm
◆「歴史はカッサムロケットで始まったわけではない」(アミラ・ハス)→(http://esperanzasroom.blogspot.com/2009/01/blog-post_14.html
◆「ガザの人たちを沈黙のうちに死なせないために」(アリ・アブニマー)→(http://palestine-heiwa.org/news/200901220004.htm

◆「ガザについてのQ&A」→(http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/znet090116.html
◆「映像で対比するナチスとガザ1」→(
http://axisoflogic.com/artman/publish/article_29348.shtml
◆「映像で対比するナチスとガザ2
→(http://axisoflogic.com/artman/publish/article_29350.shtml
 

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田母神の出演したビートたけしのTVタックルはなぜ面白い

2008/12/31 18:06

 

「日本は侵略国家ではない」という嘘つき論文を書いて更迭された航空自衛隊幕僚長田母神俊雄氏はテレビに出演し、その危険性を曝け出しました。

 

 

(1)2008/12/29田母神氏はテレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」に出演し、その危険性ををテレビの映像技術によって暴かれたのです。

 

 すなわち、田母神は自分から「自分は危険人物ではない」と繰り返したが、議論の中で森永卓郎氏(独協大)に、憲法に従ったら自衛隊は軍隊じゃないでしょ、と言われると、あっという間に切れてしまい、「話にならん!」と言い捨てて、水を飲んだ。

 

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この瞬間スタジオはシーンと静まり返った。私はそれまで田母神さんはどんな人?、と思って眺めていたのですが、「この人は本当の意味で危険な人物なんだ」とこの時感じました。

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 この他にも、コメンテーターの方が田母神さんの意見と異なることを言うときの、田母神さんの如何にも「我慢ならない」という表情もテレビは映し出していた。議論でさえもこの人は自分の主張を批判される事を我慢できない。本当にこの人は怖い人だと思いました。田母神は、何回も自分は危険人物じゃないと言いいましたが、何回もそういうことが「逆に」はっきりそれを示していたと思います。彼は自分の本心を隠しているのだと思います。

 

 

(2)この番組の意味は私より、他の方が鋭くえぐっていますね。それを抜粋します

>この番組では、森永卓郎氏の頑張りもあって田母神氏の危うさが明らかになりました
>しかし、議論の大枠は「シビリアンコントロール」をめぐってのものとなり、残念ながらこの事件の核心には切り込めませんでした
>「田母神事件」の核心は決して、田母神氏が政府見解と異なったことを論文に書いたということではありません。
この事件の本質的問題は、田母神氏が自衛隊幹部を「靖国派」の主張で洗脳しようとしたことにあります。
>田母神氏は空幕長在任時に、自ら校長を務める自衛隊高級幹部育成を目的とする統合幕僚学校に「国家観・歴史観」の講座を新設し、その講師として「つくる会」の正副会長を講師として招いていたのです。
>この講義の受講生は約400人に上っています。何故このようなことが見過ごされたのか
>これを指摘したのは、共産党の穀田氏だけです

  『田母神問題の核心は「シビリアンコントロール」ではなく「マインドコントロール」だ』 http://peace-katusika.at.webry.info/200812/article_2.html

 

 

 

(3)また出演者の一人穀田恵二さんがブログで番組の内情を一部明らかにしていますね。
その中で私が気になったのは以下です。

>今回も収録時間は4時間で、実際の放送は1時間半弱ですから約3分の2はカットされています
>ふざけた発言(田母神が「どうせならオッパッピーまで言えば良かった」と言ったシーン)はカットせずにキッチリ放送するのですから、内幕を知っている者としては、二重に腹が立つ
>(穀田氏が)「彼(田母神)の『論文』なるものが、たわいのないものであることを、-を紹介した場面も削られていました。

  『本日放送・たけしのTVタックル-みなさん見てくれはりましたか』http://www.kokuta-keiji.jp/cat1/tv_5.html

 

 

視聴者の多くは田母神論文が書いている歴史的な部分の正しさが、コメンテーターからどう評価されるのを期待したと思います。みささん「日本は侵略しなかった」って本当なの?と思ったのではないでしょうか、実はそれは番組では完全に否定されていたようですね。実際に討論では田母神論文が事実無根のタワゴトであることが、コメンテーターから指摘されていたのに、番組はそこはカットした。そして田母神のウケル発言だけは残した、と言う事のようですね。困ったものです。

 

 

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(以下は備忘録のために)

こんにちわ、あなたはこの番組ついて学習が足りないようなので、追記しておきます。
 というのはあなたは戦争について何も知らないまま、ただ軍隊だけあればいいとする典型的な無知な視聴者で、自ら見ざる聞かざるをしている、自閉者だと思われるからです。

 

 

>森永卓郎(独協大)のような進歩的文化人というものの防衛力そのものがイラナイとする考え方はまったくダメ
 このようにあなたも思ったことでしょう。それはあなたが森永氏の考え方自体を理解していない為で、国を守るのは軍隊しかないという幼稚な思い込みによる感想でしょう。
 森永氏の考え方はなぜ危険なのですか?防衛力はいらないというのは(1)軍事力そのものを否定する理想的平和主義、絶対平和主義(2)外交による国際紛争を主軸し、軍事力は最後の措置とする日本の今までのあり方、の2つから出てくる自然な言い方です。ここで森永氏は(1)に近いでしょう。しかしだとしてもそれがなぜ危険なのでしょう?森永氏の言い方は、憲法9条を持っている日本国民として、憲法の精神を尊重し平和を愛する日本人としてはごく普通の言い方でしょう。

 

 

>森永のいう「かくあるべき」が先にたったら、事実を詳細に分析し真実を知るなんてことはできない
 これはそっくり田母神にあてはまることですね。田母神は今(2008年)なら簡単に歴史学者による日本の戦争に関する考察・見解を読むことができるのに、それら全てを無視し「かくあるべき」という考え方から日本は侵略戦争をしなかったと書いた。彼は「自衛隊員は悪い国は守らない、自衛隊員が日本を守るためには日本が悪い国だと言ってはならない、だから日本は侵略戦争をしなかった」と、別の番組や雑誌記事で述べている。田母神はまさにある目的のために歴史の真実を無視している。あなたはそういう事を番組から汲み取り損ねたようですね。

 

 

>「憲法9条が平和を守ったという」森永の論は、共産党の議員の発言と同じで、最初から事実から目をそむけている
 これは完全な間違いですね。戦後の日本がなぜ平和だったかについての「どんな事実」からあなたは、そういうのでしょう?例えばソ連や中国に日本への侵攻作戦計画があり、それがアメリカ軍や自衛隊の存在のために断念した、そんな証拠はあるのですか?

 

 逆に戦争を禁止した憲法9条と専守防衛の自衛隊しかない日本からは、ソ連や中国は侵攻される危険を感じなかっただから戦争は起きなかった、と考える上で何も事実関係で齟齬はないように思われますが如何ですか?
 「どんな事実」から森永氏の論を否定するのですか、はっきりさせてみてください。

 

 

>共産党の穀田氏の発言内容についてはわけのわからない屁理屈
 穀田恵二氏の言ったことは短いフレーズだったので多くの視聴者には理解しにくかったのかもしれませんが以下です。即ち田母神は論文を書いただけではない、田母神は自衛隊の幹部学校で、それまで存在しなかった歴史観・国家観という授業枠を設け、そこでは自分と同じ意見を教え込んでいる。またテストの際には自分と同じ考え方を答案することを求めた、という事です。穀田恵二氏はそういう事を指摘し、それを田母神による自衛隊内部での言論統制だ、と呼んだのです。もしこのまま田母神が自衛隊幹部であれば、「日本は過去に侵略戦争を行った」「自衛隊は憲法の範囲内で専守防衛に徹すべきだ」という自由な思想は、自衛隊の内部では育たないという事です。

 一方日本の歴史学会では「日本は過去に侵略戦争を行った」が常識です、こんな事をする田母神がすぐに更迭され教育内容が改められるのは当然です。

 

 

民主党は立場上は田母神擁護ができないながら、心情的に田母神氏の意見に賛成した
 民主党議員も田母神の論文は支持しなかった。この番組では田母神氏の論文内容についてはほとんど議論されなかったと思います、更に田母神を支持する2人(ハゲの政治評論家とコラムニスト)でさえ、田母神論文を全て支持はしないと言っていた。もし番組に歴史学者が呼ばれていれば、田母神の論文が完全な間違いであることは、はっきりしていたでしょう。あなたはそれを勘違いしていますね。

 

 

>田母神がクビなら君が代を否定する日教組の教員は、どうしてクビにならないのか?
 答え:なりません。国旗国家法はそこまで規定していません。そもそもこの法律が国会で議論された時には、そうした強制はしない、という前提で議論された事をあなたは知らないのでしょう。

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総務省は、産経iza!ブログは迷惑ブログが多いと言ったのか?

2008/07/15 17:15

 

総務省の調査でブログの1/3は迷惑なブログであることが判った。サイトによってはその60%がそうしたブログでしめられたサイトもあるという。それって、ここの産経Iza!ブログのことじゃないのか?

実は総務省の言う迷惑ブログは、商売目的だけで作られた汚いもの。だが、産経iza!ブログの怪しさは、それ以上なのではないか?NHKニュースで答えていた専門家は、迷惑ブログがいけない理由を、きちんとした調べものに対し、「目的の情報にたどりつけなくなってしまう事を迷惑なブログを排除すべき理由」にあげていた。

それは産経iza!ブログも同じに思える。総務省のいう迷惑ブログは、検索にヒットしやすいようキーワードをただ並べたもので、それが本来の調べものの邪魔になっていることを弊害の理由としていた。
 ここ産経ブログに多く存在する怪しいものも、まったく同じことをやっている。ここでは、産経新聞の記事、または産経新聞記者のブログに関係付けられることで、検索にヒットしやすい状態になっている。
 しかし、そうしたiza!の怪しいブログは、実際には、事件について誤った情報や、あまりに偏った見方しか伝えていなかったり、中国韓国などに対し常識外に過度に敵愾心を煽るような内容だったりしている。そうしたものは、何も知らないで検索を行うユーザーを迷わし、間違った情報に導く正に迷惑ブログだろう。

こうした傾向は産経新聞やその記者の態度に起因している。産経新聞はそうした愚行をやめるべきだろう。


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NHKBSニュース 2008年7月14日 18時25分
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015890121000.html

インターネット上で個人的な日記を公開する「ブログ」の書き込みの3分の1が、出会い系サイトなどに誘導する目的だけで作られた、意味を持たない「迷惑ブログ」であることが総務省の調査でわかりました。


「ブログ」は個人的な日記や商品を使った感想などをインターネット上で公開するもので、情報発信や収集の新しい手段として人気を集めています。総務省がことしはじめ、月に1回以上更新されている1万7000のブログを対象に調査したところ、


ブログの12%、書き込みの数にすると全体の32%に出会い系サイトや企業の広告サイトがはり付けられ、それらのサイトに誘導する目的だけで作られた「迷惑ブログ」であることがわかりました。迷惑ブログの多くは、専用のソフトを使ってニュースに出てくることばなどを適当に組み合わせて作られているため、読んでも意味がわからず、開設者は誘導したサイトの事業者から手数料を得ているということです。


法的な規制がないために増加を続け、ブログのサービス会社の中には迷惑ブログの占める割合が60%を超えるところもあるということです。ブログのコンサルタントの笠井北斗さんは「ちゃんとした調べもので目的地にたどりつけなくなってしまう、迷惑ブログの増加で意味のある情報が埋もれて探しにくくなっており、何らかの対策を考える必要がある、少なくとも条例や法律で縛る必要があるのでは」と話しています。

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難民映画祭が開かれる、それは面白いのか?

2008/06/12 00:20

 



素晴しいことに今年も難民映画祭が日本(東京)で開かれます。私は昨年の第2回映画祭(2007年6月)でいくつもの映画を見て大変感銘を受けました。
上映されるのは難民を描いた映画ですが、戦争など難民を生み出した経緯も含めて、広いテーマの作品が上映されます。そしてそれらは、何らかの意味で非常に意外で、よい意味で予想を裏切るものでした。


こうした今日的で国際的な問題に関する催しが、他国に先駆けて日本で開かれることに日本人として感謝と責任を感じます。上映される映画は全て無料で、多くの日本初公開の作品が含まれており、難民にまったく関心のない私にもまったく意外な点から多くの得るものがありました。


知らない方は難民を扱った映画とは、夜NHKでやっているつまらないドキュメンタリーのようなものと思うでしょう。たしかにそういうものもありますが、実はたくさんの長編劇映画が含まれています。昨年では例えば「ルワンダの涙」「約束の旅路」「クメールルージュの暗殺者」などが代表です、これらはロードショーではあまり知られていないが、それぞれ映画芸術としても評価の高いものでしたし、また見た私も面白く見るか、あるいは感動させられました。


また昨年はトークなど映画の前後に小さなイベントが開かれそこでの出来事も興味深かった。私が最も面白かったのは、ダルフールの難民とインターネットを介して直接顔をあわせ話を聞けた事で、ともかく大変面白かった。彼らは私が予想していたような哀れな人たちではありませんでした。それでも彼らは惨めな暮らしですし援助が必要な難民なのはよく理解できました。


そしていわゆるドキュメンタリー映画でも、そこには何より私たちが知らない人々の苦難が描かれており、いかに私たちがものを知らないか思い知らされます。世界の情報が手に入るとはいいながら、こういう危機的な人々の事は知らされない。映画を見ることでいかに私たちが物を知らずにいたかという事を思い知らされ、その点で打ちのめされました。そういう知らない事、今まで私たちが関心を持たなかった事を教えてくれる、それがこれらの映画の最大の価値でしょう。


今年も第3回映画祭が2008年6月20日から27日に開かれます、平日のプログラムは17:30および19:00からです。都合のつく方は是非ご覧になってください。

どうせつまらないドキュメンタリーを見せるのだろうと、思っているあなた、一度見てみてください、全ての映画が無料です。少なくともそれ以上のありあまる価値があると思います。
http://www.refugeefilm.org/timetable.html

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テレビで見る南京大虐殺

2008/04/05 23:52

 

NNNドキュメント’08「兵士たちが記録した南京大虐殺
放映日時:2008年4月7日0時55分~1時50分(4月6日(日)深夜) 

通常30分枠を延長し55分枠
制作=日本テレビ
公式サイト:http://www.ntv.co.jp/document/

<兵士たちが記録した 南京大虐殺>
 日中戦争真っ只中の70年前、南京陥落時に起きた南京大虐殺。様々な論議を生み、虐殺の人数さえ両国の間で大きな開きがある。その事件について、20年間身を削るような調査を続けてきた人がいる。彼が探り当てたのは、兵士が最前線で綴った「陣中日記」。そこには日本軍が中国人捕虜一万数千人から二万人を一挙に虐殺したことが記されていた。また日記からは、勤勉に田畑を耕し家族を愛し、生きるのに懸命だった農民が、突然戦場という異常な世界に放り込まれ、殺戮者に変貌していく姿が浮かび上がる。陣中日記をもとに虐殺の軌跡を追う。
ナレーター:二木てるみ



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 日本機関紙出版での告知

http://blog.goo.ne.jp/kikanshi-hon/e/111aaa7fcfc2c6d6fc308c90586f3095
 小社刊行の『私の従軍中国戦線』村瀬守保写真集 一兵士が写した戦場の記録――の一部写真を映像資料として使ったNNNドキュメント’08が4月6日(日)の深夜12時55分から1時50分まで放送されます(日本テレビ系列)。


福島県在住の民間研究者(小野賢二氏)が南京作戦に参加した部隊を調査した結果、集めた陣中日記に1937年(昭和12)12月16日と17日に収容した捕虜約15000人を揚子江のほとりで虐殺した記述を発見、同様の記載が数多く見られることから南京虐殺の事実を裏付ける貴重な資料として『南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち』(大月書店)として出版されています。番組はこの研究者の調査活動を取材しながら南京事件の真実を明らかにするというもので、通常の30分放送を1時間に枠を広げて放送するという力の入った内容となっています。多くの方の視聴を呼びかけます。なおCS放送(日本テレビ)で再放送も予定されています


南京大虐殺の兵士の証言や、被害者の様子はテレビではなかなか見る機会がありませんね。関心のある方、ご覧下さい。

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